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入社4年半頃 ~辞めよう~
そんな状態で迎えた夏頃の繁忙期、
自分も既に3件次の日までの仕事があり終電で帰れるかどうかの日にいつものように外部に直行している先輩から電話がかかってきました。
「明日までの仕事1件入ったんだけど出来ない?」
普段断ることはなかったのですが、さすがに時間的に厳しいと判断したのと、この時既に先輩との関係が悪かったのもあり、とりあえず頼んどけばいいという態度にイラっとして
「今日僕も既に3件入ってしまっているので、ちょっと難しいてすねぇ」
と断ってしまいました。
すると
「いや、難しとかじゃなくて仕事なんだから💢誰かがやらなきゃダメでしょ。他に手伝ってもらうなり簡単に断わんなよ💢」
確かこんなことを言われました。
若干僕の態度も悪かったので向こうもイラっとしたのかもしれません。
確かにこれが他のしっかりした先輩から出た言葉なら捉え方は変わったと思います。
ただ不正をされていることを知った以上、何を言われても
どの口が言ってんだよ
としか思えませんでした。
電話を切った後すぐにその先輩から社内にいた同期の元に電話がありました。
やりとりが終わった後その同期に話を聞くと、どうやら先輩は
「あいつはやりたくねぇみたいな言い方しやがって、やる気ないから代わりにできないか」みたいな事を言ったようです。
さすがに同期に迷惑をかけるのも悪いので自分の仕事1件の納期を半日遅らせてもらい、できる限り自分できるようにして先輩宛のメールから仕事内容を確認しました。
そのメールの相手がちょうどその日先輩と仕事をしている人で、やりとりの履歴にその日のスケジュールを発見してしまい、、、
「またやられた」
確かその時が昼頃で集合はもっと遅めの時間が書いてありました。
本人が朝時間通りに会社に来て進めていれば、他の人間の帰りを不用意に遅くする必要もなかったでしょう。
自分でできるように調整しましたと先輩に伝える電話を入れた際にこう聞いてみました。
「スケジュール変更されたんですか?」
「え?何が?」
「会社に出してあるスケジュールには遅い時間からとかいてあったので」
「あ、ああそうだよ」
本当は会社には出されていませんでしたが、その辺の管理がずさんな人だったので分からないだろうと、ついでに探りを入れました。
「でしたら定時頃には戻ってチェックしてもらえますか?」
「それが予定が押してて〇〇時からスタートになっちゃったんだよね」
メールに書いてあった元の時間を言いました。
昼集合で押して夕方スタートになるなんて流石に無理があります。
悟った僕は「そうですか、分かりました。一応終わったら連絡します」と言い電話を切りました。
会社に戻ってきた後の先輩は やけにやさしく夕飯もおごってくれた記憶があります。
朝のこともあり怒ってきてもおかしくないのに、嘘がバレたことに気づいたんだなと思いました。
今までの蓄積もあり、こちらも静かに怒り狂っていたのですが拍子抜けして準備していた言葉も何も言う気になりませんでした。
この日、こんな人の下で働き続けても何も意味がないな、と
いままで正解が分からなかった問題に結論が出ました。
入社4年目後半 ~辞めると伝えて~
前のトピックではついつい当時のストレスが蘇り、ダークな内容になってしまいましたが、ここからはいかに円満に退社するかを考えて動いた最後の数ヶ月をまとめます!
僕が仕事を本格的に辞めようと決断したのが4年目の8〜9月頃だったかと思います。
気持ち的には今すぐにでも「再来月やめます!」と伝えて年末年始、年度末の繁忙期を回避したい気分でした。
なんども言いますが、なんせ残業代、休日手当、代休無いんですから普段より忙しいのに給料変わらずの繁忙期まで頑張るメリットは無いも同然です。
しかしここで1人辞めたら仕事が回らなくなることが目に見えていて、かといって新しい人がすぐに見つかるような時期でも無いので止められることが明白でした。
この人数が少ない会社で退社すること=皆を裏切ること、のようにある意味洗脳されていた僕は、伝えるだけ伝えて辞められない上に気まずくなった状態でプラス数ヶ月働くくらいなら初めから一番キリのいいタイミングに合わせて伝えよう!と3月いっぱいで辞めることを目標にしました。
あ、ちなみに有給も無い※のでラスト1ヶ月で有給消化なんてことは残念ながら考えもしていなかったです。
(※僕たち下っ端は空いてれば何か頼まれるので暇な時間は無い上、それでも仕事が入り続けて月に数回休日返上するくらいなので、平日に休みを取るなんて叶わぬ夢でした、、、)
辞めるというタイミング
基本的には2ヶ月以上前くらいか、予定が決まっていればもっと早く伝えるのが一般的でしょう。
僕は2ヶ月ちょい前の1月後半に言いました。
いざ「辞めます!」と言うとなると結構緊張するものですよね笑
不満はあったものの社長も含めて社員の人達はいい人が多かったので言い出しづらさはなかなかでした笑
夕方頃、社長の仕事がひと段落ついたかな〜あたりを見計らって言いに行ったのですが、「社長、お話があるので少しお時間よろしいですか?」を言う瞬間が一番緊張してたと思います笑
伝える時用の辞める理由
ちょうど辞めたいと思ってた頃に、知り合いから別の仕事の話がありました。
これも実際に辞めるに踏み切れた理由の一つでもあります。
その仕事が本当にうまくいくのかは分かりませんでしたが、当時はそこに転職するつもりで会社にもそれを理由にしようと決めました。
気持ちは曖昧でしたが、社長にも同僚にも辞める理由を一貫してそこで新しいことをしたいからだと言いました。
トピックの最初にも言いましたがいかに円満に辞めるかを考えての選択です。
本当の辞める理由は直属の先輩からのストレスです。
「殴ってクビになれば一瞬で解放されるかな」とも考えてたレベルで、本当は辞める前に不正を社長に暴露したりボロクソ言って「こんな人の下で働くのが嫌なので辞めます」と言ってやる方法もあったのですが、ここは必死にこらえて正当な理由で適切なタイミングにスムーズに退社することを選びました。
結果この判断は正解だったと思います。
ラスト2ヶ月は忙しいながらも穏やかに過ぎていきました。
最後の最後にバトルし続けるのも精神的にきついですからね、、
という感じでちょっとした送別会を経て無事にブラック企業から脱することができました!!
そしてここから新しい仕事に挑戦していきます!
今後はその挑戦について書いていきたいと思います!
次回、「ニート1か月目。何をしていたか」
近日公開